横浜市旭区上川井町にある福祉施設、『 虹のかけはし 』様の新築工事（木構造）のご紹介です。

少し坂道になっている道路に面して東西に細長い敷地配置になっています。
春には道沿いの桜並木が一斉に開花する場所に位置しており、そこに昔からあった建物の様に景色に馴染む配色計画としました。外壁は桜からイメージし、温かみのある赤系のブラウンを選んでいます。

また、腰窓は一般的な設置高さよりも少しだけ高さを上げて、室内から桜並木と空が共に見える様に配慮しました。

外観を見ただけではイメージが難しいですが、主要構造は在来工法による中規模木構造になっています。
一歩 室内に入ると、化粧柱と化粧筋交いが印象に残る空間を構成しております。
鉄骨造では表現が出来ない木の温もりを感じることが出来る建物として、使用する方々の心を豊かにする事が出来ればと思います。