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NewsMARUSANからのお知らせ

全社員参加の一斉研修を開催しました

イベント

2019.09.25


皆さんこんにちは
先日の台風15号、17号は各地で大きな爪痕を残していきました。 丸産でもお問い合わせが多数ございまして、順次対応させていただいております。 被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今回はMARUSANの研修の様子をご紹介したいと思います。 丸産では、毎年社員を一同に集めて社員研修を行っております。(昨年の様子はこちらから)

今年のテーマは 『 指示出し指示受けはチームの要(かなめ)』。
仕事をする上で必ず起こる重要なパス回しを「図面作成」
という形で改めて体験する研修を行いました。座席ごとにチームを組み、チームリーダーは口頭でチームメンバーに作図指示を出します。残りのチームメンバーはその指示をメモし、その通りに正しく図面に書き起こすというもの。リーダーは伝えることの難しさを、受け手側はメモの仕方、聞き取るポイント、それを形にする難しさを身を持って知った研修でした。

皆真剣にチームリーダーの指示を聞き、メモをとっていきます。

 

チームリーダーは配られた図面を見て、メンバーに「口頭だけ」で作図指示。
窓の位置や家具の向きなど、言葉だけで全員に分かりやすく伝えるのは意外と難しい…!

 

指示を聞き終えたら、自分のメモを見返しながら指示通りの図面にしていきます。

 

今までにない図面ワーク。皆真剣です。

 

チームメンバーと結果を見せ合ったら、リーダーの指示のどこが良かったか・分かりにくかったかを話し合い、発表します。


「全員完璧でした!」というチームや、「縦横が間違っていました…」というチームなど… 全チーム同じ図面を描きましたが、結果は様々。『伝える』という意識と『聞く』という意識を強く持っている状態でも、研修に参加した全員が正解とまではいきませんでした。中には、「専門用語での指示が分かりにくかった」という意見も。誰の目線になって説明するかが重要ですね。

お客様とお話しする時、職人さん、上司、同僚、部下……相手にどのように伝えたら分かってもらえるか、相手にどんなことを確認すればこちらの思いを伝えることができるのか。社員の誰もが、 仕事の要である 指示出し指示受け のヒントを持ち帰ってそれぞれの仕事に活かしていると思います。

作図ワークのほかにも、チームごとに分かれたディスカッションも行いました。仕事とは全く関係のないテーマを皆が真剣に話し合う機会もこのような研修がないとあまりありません。自分が思っていることを人に話す、相手の意見を心の中で同調したり否定したりしながら真剣に耳を傾ける、そしてチームの意見としてまとめて発表するという流れの中で、違う考えを持った個々の間で何かを決定していくことの難しさも感じ取れた研修だったと思います。


MARUSANでは日頃から各部門で様々な研修や勉強会を行いますが、今回の全員参加型の研修ではいつもとは少し違う目線の、とても有意義な時間を共有することができました。

「豊かな環境を創造し社会に貢献する」という経営理念の元頑張っているMARUSAN社員の今後の活躍を是非期待していて下さい。